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わが国の北海道中部から本州、四国・九州、それに朝鮮半島に分布しています。名前のように谷間や林床に生えて、幹の下部から細かく分枝して横に広がります。葉は楕円形でツヤがなく互生します。5月から6月ごろ、白色の花をいっぱいに咲かせます。秋には果実が鮮やかな瑠璃色となり、別名で「るりみのうしころし(瑠璃実の牛殺し)」とも呼ばれます。
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ハイノキ科ハイノキ属の落葉低木で、学名は Symplocos chinensis var. leucocarpa f. pilosa。英名はありません。
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The "Sawa-futagi" (Symplocos chinensis var. leucocarpa f. pilosa) belongs to the family Symplocaceae. It is a small deciduous tree that is distributed southward from central Hokkaido to Honshu, Shikoku and Kyushu in Japan, as well as the Korean Peninsula. This tree grows in dales or forests, it is much branched at the lower part of stems and extends transversally. The leaves are elliptic, dull and arranged in alternately. The white flowers bloom in profusion from May to June. The fruits ripen lazuline in fall. It is also known as "Rurimi-no-ushikoroshi" in Japan.
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[上・中1〜2] 群馬県高崎市「高崎市染料植物園」にて、2010年05月16日撮影。 [中3・中4] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2002年04月29日撮影。 [中5] 京都府宇治市「宇治市植物公園」にて、2006年11月08日撮影。 [中6] 滋賀県大津市葛川中村町「白滝山」にて、2005年10月26日撮影。 [中7] 岐阜県揖斐川町春日川合「伊吹山」にて、2005年10月09日撮影。 [中8〜中11] 静岡県御殿場市印野「清宏園」にて、2013年05月26日撮影。 [中12・中13] 宮城県川崎町「トンガリ山」にて、2016年10月01日撮影。 [中14〜中17] 山形県小国町小玉川にて、2017年06月01日撮影。 [中18・中19] 同上にて、2017年06月15日撮影。 [中20〜中24] 同上にて、2018年05月23日撮影。 [中25〜中28] 同上にて、2018年09月20日撮影。 [中29・中30] 同上にて、2019年09月26日撮影。 [中31・中32] 同上にて、2021年09月19日撮影。 [中33〜中37] 宮城県川崎町支倉にて、2022年05月14日撮影。 [中38〜39・下] 福島市松川町「水原くまがいそう自生地」にて、2023年05月04日撮影。
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