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わが国の本州、中部地方以西から四国・九州、それに台湾や朝鮮半島、中国に分布しています。海岸近くの砂地に生え、高さは1〜2メートルになります。耐潮性や耐煙性があり、よく植栽されています。名前は、枝の先に葉が車輪状に互生し、花が「うめ」に似ていることから。4月から6月ごろ、前年枝の円錐花序に白い花を咲かせます。花色が淡紅色の園芸品種もあります。果実は10月ごろ、紫黒色に熟します。樹皮は大島紬の染料にされます。台湾華語では、「厚葉石斑木」。
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バラ科シャリンバイ属の常緑低木で、学名は Raphiolepis indica var. umbellata。英名は Yeddo hawthorn。
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The Yeddo hawthorn (Raphiolepis indica var. umbellata) belongs to Rosaceae (the Rose family). It is a small evergreen tree that is distributed in Chubu district west to Shikoku, Kyushu in Japan and Taiwan, the Korean Peninsula, China. This tree grows in coastal sandy soils and can reach 1-2 m in height. This tree has salt and smoke tolerance, is planted widely. The leaves are wheeled at the terminal stems. The white flowers come in panicles from April to June. There are cultivars with pale pink flower colors. The fruits ripen purplish black in October. The barks are used for dyes of "Ooshima-Tsumugi" (Silk textile). In Taiwanese Chinese, "厚葉石斑木".
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[上・中1] 茨城県神栖市柳川にて、2008年05月25日撮影。 [中2] オーストラリア・シドニー市「パームビーチ」にて、2008年08月30日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中3] アメリカ・テキサス州フォートワース市にて、2006年03月18日撮影。 [中4・中5] アメリカ・サンディエゴ市「バルボア公園」にて、2007年03月23日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中6] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2005年12月01日撮影。 [中7] 同上にて、2006年02月15日撮影。 [中8] 静岡県南伊豆町中木「奥石廊崎」にて、2007年02月16日撮影。 [中9・中10] 茨城県神栖市砂山にて、2009年09月14日撮影。 [中11〜中13] 福島県いわき市「アクアマリンふくしま」にて、2017年07月22日撮影。 [中14〜15・下] 宮城県七ヶ浜町「湊浜海浜緑地」にて、2021年05月24日撮影。
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