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わが国から台湾や朝鮮、中国南西部にかけて分布しています。雑木林や尾根の日当たりの良いところに生え、高さは10〜25センチになります。葉は線形でかたく、叢生します。3月から4月ごろ、花茎をのばして淡い黄緑色の香りのある花を咲かせます。つぼみは生食やてんぷら、酢の物などにされ、また古くから、おめでたいときの蘭茶として用いられるそうです。台湾華語では「台灣春蘭」、中国語では「春蘭(chun lan)」と呼ばれます。
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ラン科シュンラン属の多年草で、学名は Cymbidium goeringii。英名は Riverstream orchid。
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The Riverstream orchid (Cymbidium goeringii) belongs to Orchdaceae (the Orchid family). It is a perennial herb that is distributed to Japan, Taiwan, the Korean Peninsula and southwestern China. This herb grows in sunny brushes or mountain ridges and can reach 10-25 cm in height. The leaves are linear, hard and clumpling. The scented pale yellowish-green flowers come on the stalks from March to April. The buds are eaten raw, tempura, or as a vinegared dish, and have long been used as orchid tea for celebratory occasions. It is called "台灣春蘭" in Taiwanese Chinese and "春蘭"(chun lan) in Chinese.
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[上] 茨城県つくば市「つくば実験植物園」にて、2009年03月28日撮影。 [中1・中2] 栃木県藤岡町「三毳山公園」にて、2008年03月29日撮影。 [中3〜中8] 福島県いわき市「滝富士」にて、2014年04月06日撮影。 [中9・中10] 宮城県仙台市「東北大学植物園」にて、2016年05月14日撮影。 [中11] 宮城県仙台市太白区「太白山自然観察の森」にて、2019年02月17日撮影。 [中12・中13] 宮城県仙台市青葉区「蕃山」にて、2021年04月07日撮影。 [中14・中15] 同上にて、2021年04月09日撮影。 [中16・中17] 宮城県仙台市太白区「萱ヶ崎山」にて、2021年04月15日撮影。 [中18・中19] 宮城県川崎町支倉「中ノ森」にて、2021年05月08日撮影。 [中20]宮城県仙台市泉区「将監沼」にて、2023年03月31日撮影。 [中21・下] 宮城県加美町「薬莱山」にて、2023年04月27日撮影。
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