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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。山地の日当たりの良い岩礫地などに生え、高さは1メートルほどになります。葉は狭卵形から広卵形で互生し、縁には不揃いな重鋸歯があります。5月から8月ごろ、本年枝の先端に複散房花序をつけ、小さな花をいっぱいに咲かせます。花色はふつう淡い紅色ですが、濃紅色や白色などもあります。和名は、下野の国(栃木県)に多いから、あるいは花の咲くようすが霜の降りたさまに似ることからつけられたといいます。
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バラ科シモツケ属の落葉低木で、学名は Spiraea japonica。英名は Japanese spiraea。
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The Japanese spiraea (Spiraea japonica) belongs to Rosaceae (the Rose family). It is a small deciduous tree that is native to Japan, the Korean Peninsula and China. This tree grows in sunny mountane screes and can reach about 1 m in height. The leaves are narrow ovate to broad ovate and alternate with irregular duplicato-serratus edges. The compound corymbs are borne on the terminal young branches and bloom small many flowers from May to August. The flower-color is commonly pale rose-pink, sometimes deep rose-pink or white.
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[上・中1] 群馬県六合村入山「野反湖」にて、2008年07月26日撮影。 [中2] 京都府宇治市「宇治市植物公園」にて、2004年05月29日撮影。 [中3・中4] 長野県東御市「湯の丸高原」にて、2005年07月09日撮影。 [中5] アメリカ・テキサス州ダラス市「ダラス植物園」にて、2006年04月14日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中6・中7] 栃木県日光市「東大付属日光植物園」にて、2010年06月26日撮影。 [下] 栃木県日光市「上三依水生植物園」にて、2013年07月21日撮影。
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