すみれさいしん (菫細辛) [Index] [Back] わが国の北海道西部から本州の日本海側に分布しています。山地の落葉樹林に生え、高さは５〜１５センチになります。葉は心形から披針形で、先は尖ります。４月から５月ごろ、淡紫色の花を咲かせます。側弁は無毛で、雌しべの柱頭はくちばし状に伸びます。  スミレ科スミレ属の多年草で、学名は Viola vaginata。英名はありません。  "Sumire-saishin" (Viola vaginata) belongs to Violaceae (the Violet family). It is a perennial herb that is native from western Hokkaido to the Japan Sea side of Honshu in Japan. This herb grows in montane deciduous forests and can reach 5-15 cm in height. The leaves are cordate to lanceolate with acute tips. The pale purple flowers bloom in April and May. The lateral petals are not bearded and the pistils have beak shaped tips.  [上・中１〜６] 山形県小国町小玉川にて、2016年04月23日撮影。 [中７〜中１０] 同上にて、2016年04月24日撮影。 [中２６〜中２９] 同上にて、2019年04月29日撮影。 [中３０〜中３２] 同上にて、2019年05月03日撮影。 [中１１〜中１４] 山形県飯豊町白川にて、2016年05月02日撮影。 [中１５〜中１８] 山形県小国町小玉川「温身平」にて、2017年06月03日撮影。 [中１９〜中２３] 新潟県魚沼市「小出スキー場」にて、2018年04月22日撮影。 [中２４・中２５] 山形県西川町月山沢「月山」にて、2018年06月23日撮影。 [中３３・中３４] 宮城県仙台市青葉区「蕃山」にて、2021年04月09日撮影。 [中３５〜３６・下] 同上にて、2021年04月11日撮影。 Shu Suehiro shu@botanic.jp