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わが国の本州から四国、九州に分布しています。湿った岩の上などに生え、高さは30〜40センチになります。根生葉は腎円形で大きく、長い葉柄があります。7月から8月ごろ、長い花茎を伸ばして「大」の字に似た白色の花を咲かせます。赤色系の園芸品種も数多く作出されています。写真中5は「飛蝶(cv. Hicho)」。
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ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草で、学名は Saxifraga fortunei var. incisolobata。(syn. Saxifraga fortunei var. alpina) 英名はありません。
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The "Daimonji-so" (Saxifraga fortunei var. incisolobata) belongs to Saxifragaceae (the Saxifrage family). It is a perennial herb that is distributed from Honshu to Shikoku and Kyushu in Japan. This herb grows in montane to alpine wet rocks and can reach 30-40 cm in height. The basal leaves are large reniform-round with long petioles. The stellate white flowers bloom on the long flowering stalks from July to August. The many red-flowered hybrids have been raised. The sixth photo is a cultivar "Hicho".
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[上] 新潟県十日町市松之山にて、2008年10月19日撮影。 [中1・中2] 岐阜県揖斐川町春日川合「伊吹山」にて、2005年10月09日撮影。 [中3・中4] 長野県伊那市長谷黒河内「南アルプス林道」にて、2006年09月22日撮影。 [中5] 大阪府河内長野市「花の文化園」にて、2006年01月06日撮影。 [中6・中7] 秋田県藤里町太良「駒ヶ岳」にて、2005年07月17日撮影。 [中8] 群馬県沼田市利根町「吹割渓谷」にて、2010年10月16日撮影。 [中9〜中15] 福島県矢祭町「桧山」にて、2013年10月13日撮影。 [中16〜中20] 宮城県川崎町今宿川岸にて、2017年09月25日撮影。 [中21〜22・下] 山形県小国町小渡「赤芝峡」にて、2018年10月22日撮影。
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