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インド、イランから西アジアが原産です。現在ではヨーロッパや地中海沿岸にも帰化しています。わが国へは江戸時代の中頃に渡来しました。爽やかな辛みのある葉は、ピクルスや酢、魚介類、卵との相性がよく、これらの料理には欠かせないハーブとなっています。「スイートフェンネル」に似ていますが、高さは60〜100センチになります。4月から7月ごろ、複散形花序に黄色い花を咲かせます。ヨーロッパには魔女の箒に使われたという言い伝えがあるそうです。別名で「イノンド」とも呼ばれます。
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セリ科イノンド属の一年草で、学名は Anethum graveolens。英名は Dill。
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The Dill (Anethum graveolens) belongs to Apiaceae (the Carrot family). It is an annual herb that is native to India, Iran and West Asia. This herb is naturalized now in Europe and the coastal area of the Mediterranean. It was introduced into Japan in the middle of Edo Era (about 250 years ago). This herb can reach 60-100 cm in height and similar to Sweet fennel. The compound umbels are borne and bloom yellow flowers from April to July. The leaves have brisk pungency and commonly used for pickles, vinegar, fish or egg dishes. According to legend, this herb was used for witch's broom. It is also called "eneldo".
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[上・中1] 大阪府河内長野市「花の文化園」にて、2007年06月29日撮影。 [中2] 京都府宇治市「宇治市植物公園」にて、2004年05月29日撮影。 [中3] 同上にて、2003年06月21日撮影。 [中4・中5] 宮城県大河原町大谷にて、2023年03月14日撮影。 [中5] 同上にて、2023年04月06日撮影。 [中6] 同上にて、2023年05月10日撮影。 [中7〜8・下] 同上にて、2023年05月25日撮影。
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