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アメリカの南部に分布しています。肥沃な湿り気の多いところを好み、成長が早くて、高さは10〜20メートルになります。わが国へは明治時代に渡来しました。葉は厚くて光沢があり、裏面には褐色の毛が生えています。初夏のころ、芳香のある「はくもくれん(白木蓮)」に似た、大きな白い花を咲かせます。10月から11月ごろ、長さ15センチほどの集合果をつけます。
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モクレン科モクレン属の常緑高木で、学名は Magnolia grandiflora。英名は Southern magnolia、Bull bay。
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The Southern magnolia (Magnolia grandiflora) belongs to Magnoliaceae (the Magnolia family). It is a tall evergreen tree that is native to the southern United States. This tree grows in the wet and fertile places, grows fast and can reach 10-20 m in height. It was introduced into Japan in Meiji Era. The leaves are thick and glossy with brown hairs on the reverse sides. Large white fragrant flowers come in early summer. The fruits are columnar aggregates about 15 cm long and ripen in October to November.
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[上・中1] 岐阜県可児市「花フェスタ記念公園」にて、2007年06月08日撮影。 [中2] オーストラリア・シドニー市チェリーブルックにて、2007年05月17日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中3] オーストラリア・シドニー市「パームビーチ」にて、2006年03月12日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中4・中5] アメリカ・テキサス州ダラス市「ダラス植物園」にて、2006年04月14日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中6] 京都市左京区「京都府立植物園」にて、2001年11月10日撮影。 [中7] アメリカ・ニューヨーク市「ブルックリン植物園」にて、2002年10月13日撮影。 [中8] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2007年03月10日撮影。 [中9〜中11] アメリカ・テキサス州「フォートワース植物園」にて、2007年09月16日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中12・中13] 沖縄県那覇市にて、2016年06月19日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中14〜中17] アメリカ・テネシー州「メンフィス植物園」にて、2022年05月24日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中18〜19・下] 宮城県松島町松島「瑞巌寺」にて、2023年04月13日撮影。
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