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たにぎきょう (谷桔梗)
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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国東北部に分布しています。山地帯から亜高山帯の林縁や谷沿いに生え、高さは１０センチほどになります。茎を伸ばして広がり、群落を形成します。葉は卵円形で、表面に軟毛が散生します。５月から８月ごろ、白色から淡い紫色の花を咲かせます。中国語では「袋果草（dai guo cao）」と呼ばれます。 |
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キキョウ科タニギキョウ属の多年草で、学名は Peracarpa carnosa var. circaeoides (syn. Peracarpa carnosa)。英名はありません。 |
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The "Tani-gikyo" (Peracarpa carnosa var. circaeoides) belongs to Campanulaceae (the Bellflower family). It is a perennial herb that is native to Japan, as well as the Korean Peninsula and northeastern China. This herb grows in montane to subalpine forest-edges or dales, and can reach about 10 cm in height. It spreads by elongated stems and forms clumps. The leaves are ovate-round with sparse soft hairs. The white to pale purple flowers come in May through August. In Chinese, it is called "袋果草" (dai guo cao). |
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[上・中１～２] 福島県北塩原村「デコ平湿原」にて、2009年06月28日撮影。 [中３] 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷「西穂高岳」にて、2007年08月01日撮影。 [中４] 秋田県藤里町太良「駒ヶ岳」にて、2005年07月27日撮影。 [中５] 長野県木島平村「北ドブ湿原」にて、2004年07月04日撮影。 [中６] 長野県小谷村「栂の森遊歩道」にて、2005年07月11日撮影。 [中７・中８] 福島県磐梯町「磐梯山」にて、2012年06月23日撮影。 [中９～中１１] 福島県北塩原村「雄国沼」にて、2014年06月15日撮影。 [中１２～１４・下] 宮城県山元町「深山」にて、2020年05月01日撮影。 |
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Shu Suehiro
shu@botanic.jp
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