たかさごゆり (高砂百合)

Lilium formosanum

Lilium formosanum

Lilium formosanum

Lilium formosanum

Lilium formosanum

Lilium formosanum

Lilium formosanum

Lilium formosanum

Lilium formosanum

Lilium formosanum

Lilium formosanum

台湾が原産です。低地から高地まで分布し、高さは30〜200センチほどになります。わが国へは大正時代の終わり頃に導入され、繁殖力が強いため、いまでは各地に帰化しています。そのため、最もふつうに見ることのできる「ゆり」となっています。また「てっぽうゆり」との種間交雑種である「しんてっぽうゆり」も野生化し、両種の中間的な形質をもった個体も多く、同定が困難な状況です。8月から9月ごろ、花被片の外側に赤紫色の筋のある白い花を咲かせます。台湾華語では、「台灣百合」と呼ばれます。
ユリ科ユリ属の多年草で、学名は Lilium formosanum。英名は Formosa lily、Taiwan lily。
The Formosa lily (Lilium formosanum) belongs to Liliaceae (the Lily family). It is a perennial herb that is native to Taiwan. This herb grows in lowlands to highlands and can reach 30-200 cm in height. It was introduced into Japan in the late Taisho Era (1912-1926), and nowadays naturalized in so many places. The white flowers come in August and September. The tepals have magenta stripes on the outside. In Taiwanese Mandarin, it is called "台灣百合".
[上・中1] 岐阜県中津川市神坂にて、2007年09月06日撮影。
[中2] 岡山県美咲町大谷山にて、2004年08月25日撮影。
[中3] 大阪府四條畷市清滝「清滝峠」にて、2005年08月22日撮影。
[中4・中5] 千葉県東庄町笹川にて、2010年08月19日撮影。
[中6〜中8] 千葉県香取市府馬にて、2011年08月18日撮影。
[中9・下] 福島県相馬市「松川浦」にて、2024年09月29日撮影。

Shu Suehiro
shu@botanic.jp