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わが国の本州、岩手県以南から四国・九州に分布しています。山地や沢沿いに生え、高さは6〜10メートルになります。一般的なカエデ属のように葉が掌状にならず、「さわしば(沢芝)」に似たふつうの形の葉が対生します。雌雄異株で、4月から5月ごろ、下垂した長い花序に淡い緑色の花を咲かせます。名前は、この花序のかたちを群れ飛ぶ千鳥に見立てたもの。別名で「やましばかえで(山柴楓)」とも呼ばれます。
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カエデ科カエデ属の落葉高木で、学名は Acer carpinifolium。英名は Hornbeam maple。
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The Hornbeam maple (Acer carpinifolium) belongs to Aceraceae (the Maple family). It is a tall deciduous tree that is distributed southward from Iwate prefecture of Honshu to Shikoku and Kyushu in Japan. This tree grows in mountains and along mountain streams, and can reach 6-10 m in height. The leaves are not palmately, "Sawa-shiba"-like broad ovate and arranged in opposite. It is dioecious. The pale green flowers bloom at the drooping long clusters from April to May.
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[上・中1] 京都府宇治市「宇治市植物公園」にて、2005年04月28日撮影。 [中2] 同上にて、2006年01月12日撮影。 [中3・中4] 群馬県中之条町四万にて、2011年10月02日撮影。 [中5〜中7] 福島県矢祭町茗荷「八溝山」にて、2013年10月12日撮影。 [中8〜中10] 福島県須賀川市「笠ヶ森山」にて、2014年10月25日撮影。 [中11〜中13] 福島県伊達市「霊山」にて、2014年11月15日撮影。 [中14・中15] 福島県古殿町「鎌倉岳」にて、2014年04月19日撮影。 [中16・中17] 山形市神尾「山形市野草園」にて、2017年10月18日撮影。 [中18・中19] 宮城県仙台市青葉区「東北大学植物園」にて、2017年11月28日撮影。 [中20〜中22] 宮城県仙台市青葉区「蕃山」にて、2021年04月15日撮影。 [中23〜中27] 宮城県川崎町支倉「滝前不動」にて、2020年05月09日撮影。 [中28〜30・下] 同上にて、2021年05月09日撮影。
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