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わが国の本州、中国地方から四国・九州、それに台湾や中国に分布しています。川沿いの林内などに生え、高さは10〜15メートルになります。葉は倒卵形から倒卵状長楕円形で互生します。若葉は食用になり、「レタス(苣)」の味に似ているそうです。6月から7月ごろ、枝先に円錐花序をだし、白い小さな花を咲かせます。葉のかたちが「かきのき(柿の木)」に似ていることから「かきのきだまし(柿の木騙し)」とも呼ばれます。
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ムラサキ科チシャノキ属の落葉高木で、学名は Ehretia ovalifolia。英名はありません。
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"Chisha-no-ki" (Ehretia ovalifolia) belongs to Boraginaceae (the Borage family). It is a tall deciduous tree that is distributed westward from Chugoku district of Honshu to Shikoku, Kyushu of Japan, Taiwan and China. This tree grows in riverside forests and can reach 10-15 m in height. The leaves are obovate to obovate-oblong and alternate. The young leaves are edible and have similar taste to Lettuce. The panicles are borne on the terminal branches and bloom small white flowers from June to July.
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[上・中1] 群馬県桐生市「ぐんま昆虫の森」にて、2009年03月29日撮影。 [中2・中3] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2004年05月15日撮影。 [下] 同上にて、2005年12月01日撮影。
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