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わが国の本州、関東地方から近畿地方に分布しています。山地や草原に生え、高さは1〜2メートルになります。「なんぶあざみ」の変種です。葉や頭花の総苞片のとげが太くて長く、花柄が短いのが特徴です。頭花は枝先に集まってつきます。別名で「たいあざみ(泰薊)」とも呼ばれます。
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キク科アザミ属の多年草で、学名は Cirsium nipponicum var. incomptum。英名はありません。
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The "Tone-azami" (Cirsium nipponicum var. incomptum) belongs to the Asteraceae (the Aster family). It is a perennial herb that is native to central Japan, westward from Kanto district to Kinki district. This herb grows in mountains or grasslands and can reach 1-2 m in height. It is a variety of "Nambu-azami". It is defined by thick and long spines of leaves and phyllaries, and short peduncles. The flower-heads crowd on the terminal branches.
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[上・中1] 長野県諏訪市四賀「池のくるみ(踊り場湿原)」にて、2008年09月20日撮影。(photo by Takao Itoh) [中2〜4・中7] 千葉県香取市阿玉川にて、2009年10月01日撮影。 [中5・中6] 同上にて、2009年10月03日撮影。 [中8〜中10] 福島県昭和村大芦にて、2012年08月26日撮影。 [中11〜中13] 山梨県上野原市「扇山」にて、2013年09月22日撮影。 [中14・中15] 茨城県つくば市「筑波山」にて、2014年09月13日撮影。 [中16・下] 長野県北相木村「ふどう峠」にて、2018年08月12日撮影。
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