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わが国の各地に分布しています。山地の林内に生え、高さは50〜80センチになります。茎は直立し、茎頂に「とちのき」に似た掌状複葉を輪生します。6月から8月ごろ、花茎を伸ばして球状の散形花序に黄緑色の花を咲かせます。根茎は竹節人参(ちくせつにんじん)と呼ばれ、健胃薬や去痰薬として用いられます。
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ウコギ科トチバニンジン属の多年草で、学名は Panax japonicus。英名はありません。
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"Tochiba-ninjin" (Panax japonicus) belongs to Araliaceae (the Ginseng family). It is a perennial herb that is native throughout Japan. This herb grows in montane forests and can reach 50-80 cm in height. The stem is erect. The leaves are palmate compound, resemble the Japanese horse chestnut, and arranged in whorl on the stem apices. The globose umbels are borne bloom small yellowish-green flowers from June to August. The rootstocks are used as a herbal medicine for a stomachic agent or an expectorant drug.
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[上・中1] 秋田県藤里町藤琴「農村環境改善センター」にて、2005年07月17日撮影。 [中2・中3] 群馬県安中市「小根山森林公園」にて、2009年05月24日撮影。 [中4・中5] 福島県檜枝岐村「尾瀬沼」にて、2013年08月25日撮影。 [中6] 福島県矢祭町「滝川渓谷」にて、2013年09月08日撮影。 [中7・中8] 群馬県片品村戸倉「川上川」にて、2015年07月05日撮影。 [中9〜中11] 宮城県仙台市「泉ヶ岳」にて、2016年06月04日撮影。 [中12・中13] 山形県小国町小玉川にて、2017年07月02日撮影。 [中14・中15] 秋田県仙北市「乳頭山」にて、2019年07月10日撮影。 [中16〜中18] 岩手県雫石町「犬倉山」にて、2019年07月11日撮影。 [中19] 宮城県仙台市太白区坪沼にて、2020年05月07日撮影。 [中20・下] 宮城県仙台市太白区「中ノ森」にて、2021年05月08日撮影。
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