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わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に分布しています。山地の水辺や湿地に群がって生え、高さは50〜80センチになります。葉は広披針形で互生し、縁には細かい鋸歯があります。8月から9月ごろ、葉腋から長い花柄をだし、船を釣り下げたような赤紫色の花を咲かせます。熟した果実に少しでも触れると、種子を勢いよくはじきとばします。別名で「むらさきつりふね(紫釣船)」とも呼ばれます。
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ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草で、学名は Impatiens textori。英名は Touch-me-not。
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The Touch-me-not (Impatiens textori) belongs to Balsaminaceae (the Balsam family). It is an annual herb that is native to Japan, as well as the Korean Peninsula and China. This herb grows in montane water's edges or marshes and can reach 50-80 cm in height. The leaves are broad lanceolate and alternate with fine toothed edges. The long peduncles are borne on the axiles and the magenta flowers bloom from August to September. The flower is a tubular corolla that is hooked at one end and looks like Noah's ark. When the seed pods mature, they explode when touched, sending seeds away.
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[上・中1] 岐阜県中津川市神坂にて、2007年09月06日撮影。 [中2] 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷にて、2007年08月01日撮影。 [中3・中4] 大阪府河内長野市滝畑「岩湧山」にて、2005年09月30日撮影。 [中5・中7] 長野県伊那市長谷黒河内「黒河内林道」にて、2006年08月24日撮影。 [中6] 大阪府四條畷市逢阪「むろいけ園地」にて、2003年10月10日撮影。 [中8] 奈良県御所市関屋「金剛山」にて、2006年09月05日撮影。 [中9] 岐阜県郡上市高鷲町大鷲にて、2007年09月07日撮影。 [中10・中11] 新潟県湯沢町三俣にて、2010年09月05日撮影。 [中12] 福島県昭和村下中津川にて、2012年08月26日撮影。 [中13] 茨城県北茨城市関本町にて、2012年09月22日撮影。 [中18〜中21] 同上にて、2013年09月08日撮影。 [中14・中15] 茨城県北茨城市「栄蔵室」にて、2012年09月22日撮影。 [中16・中17] 栃木県日光市中三依「湿生園」にて、2013年08月24日撮影。 [中18] 福島県須賀川市勢至堂にて、2016年09月11日撮影。 [中19・中20] 山形市関沢「笹谷峠」にて、2017年09月25日撮影。 [中21・中22] 山形県南陽市金山にて、2017年09月25日撮影。 [中23] 山形県小国町小玉川にて、2018年09月09日撮影。 [中24・中25] 同上にて、2018年09月20日撮影。 [中26・下] 同上にて、2021年09月19日撮影。
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