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わが国の本州から四国・九州、それに朝鮮半島に分布しています。山野の林下などに生え、高さは50〜100センチになります。葉は掌状に7〜9深裂します。7月から8月ごろ、花茎を伸ばして円錐花序に白色または淡紅色の頭花を咲かせます。和名は、若葉のころの姿が「破れ傘」に似ているところから。新芽は山菜として利用されます。
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キク科ヤブレガサ属の多年草で、学名は Syneilesis palmata。英名はありません。
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"Yabure-gasa" (Syneilesis palmata) belongs to Asteraceae (the Aster family). It is a perennial herb that is native to Honshu, Shikoku and Kyushu in Japan, as well as the Korean Peninsula. This herb grows in woods, forests and can reach 50-100 cm in height. The leaves are divided into palmetly 7-9 lobes. The panicles are borne on the flower stalks and bloom white to pale rose-pink flowers from July to August. The Japanese name "Yabure-gasa" (broken umbrella) is derived from browse-shape. The young shoots are used as a wild vegetable in Japan.
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[上・中1〜2] 群馬県沼田市利根町多那にて、2010年06月27日撮影。 [中3] 栃木県藤岡町「三毳山公園」にて、2008年03月29日撮影。 [中4・中5] 岐阜県中津川市「まごめ自然植物園」にて、2007年04月12日撮影。 [中6] 大阪府四條畷市清滝中町にて、2004年06月24日撮影。 [中7] 同上にて、2004年07月05日撮影。 [中8・中9] 三重県松阪市「波瀬植物園」にて、2012年07月09日撮影。 [中10・中11] 静岡県御殿場市印野「清宏園」にて、2013年05月26日撮影。 [中12〜中15] 福島県矢祭町茗荷「八溝山」にて、2013年10月12日撮影。 [中16・中17] 福島県川俣町飯坂「花塚山」にて、2014年05月17日撮影。 [中18・中19] 山梨県甲州市大和町「大蔵高丸」にて、2014年05月24日撮影。 [中20・中21] 福島市土湯温泉町「家形山」にて、2014年06月01日撮影。 [中22・中23] 福島県下郷町野際新田「三本槍岳」にて、2014年08月13日撮影。 [中24・中25] 栃木県那須町湯本にて、2017年06月09日撮影。 [中26・中27] 福島県新地町「鹿狼山」にて、2020年04月21日撮影。 [中28・中29] 宮城県山元町「深山」にて、2020年05月01日撮影。 [中30〜中33] 宮城県仙台市青葉区「蕃山」にて、2021年04月11日撮影。 [中34] 同上にて、2021年04月15日撮影。 [中35〜中36] 宮城県仙台市太白区「中ノ森」にて、2021年04月19日撮影。 [中37] 宮城県川崎町支倉「釜房山」にて、2021年04月21日撮影。 [中38・中39] 宮城県仙台市太白区「大倉山」にて、2021年05月13日撮影。 [中40・中41] 岩手県宮古市「月山」にて、2022年04月10日撮影。 [中42〜中44] 岩手県盛岡市繋堂ヶ沢「尾入野湿生植物園」にて、2022年06月27日撮影。 [下] 福島市松川町「水原地区くまがいそう自生地」にて、2023年05月04日撮影。
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