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南アメリカのブラジルからアルゼンチンに分布しています。今では世界の各地で、栽培されていたものが野生化しています。高さは90〜180センチになり、直立した枝先で大きく分枝します。葉は「やなぎ」のような細い披針形で、ロゼット状に生え、茎葉は対生します。夏から秋にかけて、枝先の花序に淡い紫色の花を咲かせます。別名で「さんじゃく(三尺)バーベナ」とも呼ばれます。このほかに花冠が小さく、萼筒からわずかに花筒がでる程度の「だきばあれちはながさ(Verbena incompta)」も帰化しています。
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クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草で、学名は Verbena bonariensis。英名は Purpletop verbena。
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The Purpletop verbena (Verbena bonariensis) belongs to Verbenaceae (the Vervena family). It is a perennial herb that is native to South America, from Brazil to Argentine. Now a days, it is naturalized worldwidely caused by escape from the gardens. This herb can reach 90-180 cm in height, and the stem is erect and much branches at the upper part. The leaves are willow-like, narrow-lanceolate and basal, the cauline leaves are opposite. The pale purple flowers come in the apical clusters from summer to fall.
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[上] アメリカ・テキサス州「フォートワース植物園」にて、2007年05月13日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中7] 同上にて、2006年04月29日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中1・中2] 大阪府四條畷市清滝中町にて、2005年09月01日撮影。 [中3] 同上にて、2004年05月28日撮影。 [中4・中5] オーストラリア・シドニー市チェリーブルックにて、2006年01月20日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中6] アメリカ・テキサス州「ダラス植物園」にて、2006年04月14日撮影。(photo by Jon Suehiro) [中8・中9] 千葉県香取市下飯田にて、2008年06月18日撮影。 [中10〜中13] 千葉県香取市田部にて、2016年05月30日撮影。 [中14・下] ノルウェー・ローガラン県スタンヴァンゲル市にて、2018年07月02日撮影。(photo by Jouette Travis)
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