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わが国の本州の太平洋側から四国・九州に分布しています。日当たりのよい荒れ地などに生えますが、根は菌類と共生しているために痩せ地でもよく育ちます。葉は互生し、3月ごろ黄緑色の花を咲かせます。雄花序は枝先や葉腋から垂れ下がり、雌花序は小さく1〜2個が直立します。名前は、10月から11月に熟す果穂のかたちが夜叉のように見え、五倍子(ぶし)のようにタンニンを含むことから。
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カバノキ科ハンノキ属の落葉高木で、学名は Alnus firma。英名はありません。
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"Yasha-bushi" (Alnus firma) belongs to Betulaceae (the Birch family). It is a tall deciduous tree that is native to the Pacific Ocean Side of Honshu, Shikoku and Kyushu of Japan. This tree grows in sunny waste places, and can grow well in barrens because of cohabitting with root nodule bacterium. The leaves are alternate. It is borne yellowish grenn flowers in March. The male inflorescences are drooping from the terminal branches or axils, and the 1-2 female ones are small and erect. The fruits which contain tannin, ripen in October to Nobember.
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[上・中1・中6] 群馬県沼田市利根町「赤城山」にて、2008年04月26日撮影。 [中2・中3] 岐阜県瑞浪市釜戸町「竜吟峡」にて、2007年04月13日撮影。 [中4] 大阪府四條畷市「清滝峠」にて、2002年03月18日撮影。 [中5] 同上にて、2002年05月05日撮影。 [中7・中8] 山梨県北杜市「編笠山」にて、2013年05月05日撮影。 [中9〜中11] 茨城県日立市「高鈴山」にて、2013年11月30日撮影。 [中12〜中14] 茨城県大子町「月居山」にて、2013年12月01日撮影。 [中15〜中18] 福島県いわき市「往生山」にて、2014年04月05日撮影。 [中19・下] 栃木県日光市「霧降高原」にて、2016年04月16日撮影。
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