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わが国の本州、中部地方以北から北海道、それにサハリンや朝鮮半島、中国に分布しています。雌雄異株で、湿原の周辺などに生えます。幹は太く1メートルになるものもあります。葉は奇数羽状複葉で、小葉には鋸歯があります。4月から5月ごろ、花を咲かせ、秋には翼果ができます。堅くて加工性の良い材は「たも」と呼ばれ、バットやラケットなどに利用されます。
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モクセイ科トネリコ属の落葉高木で、学名は Fraxinus mandshurica var. japonica。英名はありません。
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"Yachi-damo" (Fraxinus mandshurica var. japonica) belongs to Oleaceae (the Olive family). It is a tall deciduous tree that is distributed northward from Chubu district of Honshu to Hokkaido of Japan, as well as Sakhalin, the Korean Peninsula and China. It is dioecious. It grows around bogs and up to a wide of about 1 m. The leaves are odd-pinnate compound with serrate edged leaflets. The flowers come in April to May, and the samaras ripen in fall. The timbers are used for bats and rackets.
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[上・中1〜3] 山形県小国町小玉川「温身平」にて、2008年07月12日撮影。 [中11・下] 同上にて、2019年07月26日撮影。 [中4] 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」にて、2007年06月21日撮影。[中5] 同上にて、2006年09月29日撮影。 中6・中7] 同上にて、2005年04月09日撮影。 [中8〜中10] 山形県小国町小玉川にて、2017年06月30日撮影。
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