|
|
|
熱帯アジアなどが原産の常緑性多年草ですが、わが国では春蒔きの一年草として扱われています。「ゆうがお(夕顔)」と呼ばれることもありますが、ほんとうの「ゆうがお」はウリ科の植物で干瓢の原料です。「よるがお」とは夜咲く朝顔に由来しますが、属名でもギリシア語で「夜美しい」という意味になります。8月から9月ごろ、葉腋から出る花柄に15センチくらいの白色の大輪花を次々に咲かせます。夕方開いて翌朝しぼむ、夜開性が大きな特徴です。
|
|
ヒルガオ科ヨルガオ属の常緑多年草で、学名は Calonyction aculeatum。英名は Moonflower。
|
|
The Moonflower (Calonyction aculeatum) belongs to Convolvulaceae (the Bindweed family). It is a perennial herb that is native to the tropical Asia. It is classified as a spring-sown annual herb in Japan. The genus "Calonyction" named from the Greek "kalos" (beautiful) and "nyx (nyktos)" (night). The white funnel-shaped flowers about 15 cm across are borne on the peduncles from August to September. They are nocturnal and open from evening to dawn.
|
|
[上・中1] 茨城県神栖市太田新町にて、2009年08月04日撮影。 [中2・中3] 同上にて、2009年08月17日撮影。 [中4] 大阪府四條畷市清滝中町にて、2007年09月27日撮影。 [中5] 同上にて、2003年10月15日撮影。 [中6・中7] 千葉県香取市大角にて、2011年09月07日撮影。 [中8・中9] 同上にて、2011年10月04日撮影。 [中10〜中12] 沖縄県うるま市にて、2016年11月05日撮影。(photo by Yumi Gunji) [中13・下] 山形県小国町小玉川にて、2019年09月13日撮影。
|