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わが国の固有種で各地に分布しています。山地の谷沿いや林床に生え、高さは20〜30センチになります。葉は腎円形または卵円形で根生し長い柄があります。3月から5月ごろ、いちど伏して立ち上がった花茎の先に、小さな白い花を咲かせます。名前は、枯死した葉柄の基部が「ゆり(百合)」の鱗茎に似ていることから。
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アブラナ科ワサビ属の多年草で、学名は Wasabia tenuis。英名はありません。
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"Yuri-wasabi" (Wasabia tenuis) belongs to Brassicaceae (the Mustard family). It is a perennial herb that is an endemic species of Japan. This herb grows in forests and along valleys of mountains, and it can reach 20-30 cm in height. The leaves are reniform-round or ovate-round, basal and long stalked. The small white flowers bloom in the cluster atop of stand-up flowering stalks from March to May. The Japanese common name is derived from the blighted basis of petioles which resemble the shape of a bulb of lily.
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[上・中1] 長野県戸隠村戸隠「戸隠高原」にて、2004年05月06日撮影。 [中1〜中4] 福島県いわき市「往生山」にて、2014年04月05日撮影。 [中5] 福島県いわき市川部町にて、2014年04月05日撮影。 [中6〜中10]茨城県桜川市「筑波山」にて、2014年04月12日撮影。 [中11〜中14] 福島県いわき市「仏具山」にて、2014年04月20日撮影。 [中15・下] 宮城県仙台市青葉区「蕃山」にて、2021年04月15日撮影。
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